瑠璃鳥がるりるりするよ~

瑠璃鳥がるりるりするよ~です。

おばあちゃんの思い出とともにあるもの

最近は漬物でも浅漬けを食べる人が増えましたね。


米糠、塩のみで、水を加えないで作るのがぬか漬けで、米糠、塩、水を混ぜたものを発酵させて「ぬか床」を作り、野菜を漬けるのが「ぬかみそ漬け」です。


私はぬかみそ漬けで育ったので、酸っぱくなったくらいの漬物が好きです。でも、いまはぬか床をさわった後の手のにおいがいやということで、女性もぬか床を用意するのを敬遠することもありますね。


たしかに、私もぬかをさわった後、手についたにおいが洗っても洗ってもとれなくて困った経験があります。


ずっとぬかみそ漬けを続けている母も、本人はいいのですが、まわりの人にわるいからということでビニル手袋をはめてかき混ぜるようになりました。


ぬか漬けを始めてから 手荒れが治りました!という人もいるくらいなので、あまり気にしなくてもいいんじゃないかなとも思いますが、たしかに昔のおばあさんの手からは、なんともいえない「ぬかみそ漬け」のニオイがしていたもので、それも思い出のひとつでした。


ちなみに、「ぬかみそ漬け」は野菜にもともと付着している植物性乳酸菌や酵母菌によって発酵するので栄養があるわけですが、浅漬け、千枚漬け、松前漬けのなかには発酵を伴わないものもあるそうです。


栄養価の高いものはそれなりに香りがするというわけですね。中華料理のひとつとして知られるザーサイも、代表的な発酵食品だそうです。